こんにちは。
岡野智子です。
今回は、もし、
あなたが幼児さんの子育てをされている方だったり、
あなたの周りに幼児さんの子育てをされている方がいらしたら、
参考になるかも知れないな…と思って、
この記事を書いています。
子育てをしながら、こんな風に思ったことはありませんか?
「ごはん、集中して食べてくれんかな。出る時間決まってるし。」
「しゃべってばっかりで進まんやん。黙って動けんかな。」
「もー!!何回言ったらわかるんかな?!」ってモヤモヤイライラ…。
で、
・「〇時までに食べてね。」と時間を区切ってみたり。
・あと「〇分で〇時になるよ。できる??」って声をかけてみたり。
・どういう声かけをしたら、動きたくなるんかなー?って考えてみたり。
あの手この手を試してみるけど。
「しゃべってばっかりで物事進んどらんやんけー!」
って思う…
そんな風に感じたこと、ありませんか?
まぁ、これって、まさに今朝の私なんですが。
我が家には4人の女の子がいて。
上から高校1年、中学2年、小学6年、幼稚園年長なんですね。
で、この年長の子が、まさによくしゃべる子で。
(いや、みんなよくしゃべるんだけど。)
今日の朝、朝ごはんを食べながら、しゃべり続けてて。
まだ着替えもスタートしてないし、
幼稚園バスが迎えにくる時間は迫るし…で。
私、
「焦るわー…」
って状況だったんです。
で、私は、そんな娘に
「8時過ぎたよー。幼稚園のバス、時計の針が10になったら迎えにくるよー。」
って声をかけながら、掃除機をかけ終わり、洗濯物を畳んでいたんですね。
時間は8時15分。
末っ子は、ご飯をやっと終えたところで、
「お着替えするー。」
って言って、横でパジャマを脱ぎかけて…
しゃべって手が止まっている。
という…。
そんな状況でした。
その時に、ふと思ったんです。
「あ、この子、自分がしゃべっていて目の前のことが進んでないって気づいてないんかも。」
と。
そして、子ども自身が、進まない理由に気づいていないかも…って、
私が気づくことで、
「どうやったら気づくかな?」
って、私は考えたんですよね。
今まで、「子どもが気づいていない」
ってことに気づいていないがために(ややこしい笑)、
モヤモヤモヤモヤー…が続いたり、
「もー!!!」って気持ちが募ったり、
「いい加減にしぃやー!!」
って声をあげたりして、
本来進めたいことが、なかなか進まない…。
そんなことがあったんですよね。
でも、
「子どもが気づいていないんかも」
と気づくことで、私が自分自身の行動、
具体的には
声のかけ方を変えることができたんですよね。
私が声のかけ方を変えると、
末っ子が
「どうしたらいいんかな?」
って考えて、一つ一つ答えを出し始めたんです。
さらには、その先の一つ一つのことも考えて、
「〇〇をする」って口に出し始めたんですよね。
それがまさに、
私の考えていたことと似た解決案だったんです。
「しゃべらずに今から着替える!」
と。
その話をするのにかかった時間って、
5分ほどなのですが。
そして、本当に一言もしゃべらず着替え始めて、
5分後には、脱いだパジャマの片付けまで
終わらせていたんですよね。
まとめると。
ちょっとした目の前の出来事の見方や、
見方のポイントを知っておくと、
自分が気づいていなかったことに
気づくことができるようになるんですよね。
大人がそう気づくと、
大人の行動が変わるし(今日の場合だと声かけ)、
子どもの行動一つ一つも、あっという間に変わる。
これって本とかでよく書かれているし、
子育てセミナーとかでもよく聞くこと。
なんですけど、
すぐに結果が変わらないと、
実践をし続けるってことがカンタンじゃない、
ってこともあると思うんです。
ただ、学びと実践が結びつく「環境」だと、
続けて実践することって、できるようになるんだなーって。
そんなことを感じました。
今回改めて学んだことは。
子どもの力を引き出すのは、誰でもできる。
それは、普段気づかないことに、
ふと気づくことで可能ってこと。
で、それには、
「仲間と知識と実践」ができる「環境」があれば、
よりカンタンになるんですよね。
仲間を作る力は、本来一人一人が
生まれ持ってきているし、
一人一人がいるから、他の人への
気づきが広がる。
今回、末っ子が私に気づかせてくれたように。
つまり
あなたの存在は、他の人の気づきになるし、
その先の子どもの力を引き出すことになるんですよね。
なので、もし、あなたが
「子どもの力を引き出すにはどうしたらいいかなー?」
って思っていらしたら、ぜひ、一緒に学びませんか?
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