メルマガ読者さんからご相談をいただきました。
私は普段、ブログには書いていないことを
メルマガで配信して、
その中で時々アンケートというか、
ご質問やご相談を受けています。
今日の記事は、メルマガ読者の方から
「子どもの自律(自立)」
「子どもの宿題のやる気スイッチが入らない」
というご相談を受けて、
私が思うことを書いていますので、
「子どもの自律(自立)」に興味のある方の
参考になればいいなと思っています。
ご相談者さんは「小2男子、年中女子、4ヶ月女子」の3人のお子さんをお持ちの方。
「子どもの宿題スイッチがなかなか入らない」
「子どもの自律に向けた働きかけ」
というところで、お悩みだと、お声をいただきました。
ありがとうございます。
まずですが、この方にお伝えしたいこと。
「日々日々、本当に頑張っていらっしゃいますよね。」
っていうことです。
小2男子・年中女子、4ヶ月の子。
年の差は3歳差とか5歳差だと思うのですが、
この頃の子育てって、
ほんと、「体力勝負」です。
乳児は目が離せない。
幼児は目も手も離せない。
小学低学年は気にかけておくことが増える。
これをやるわけですから。
まずは、ご自身をねぎらって
休める時に体を休めていただきたいなと
思います。
で、話は戻りまして。
「子どもの自律(自立)」。

私は、「子どもの自律(自立)」というのを、ざっくりとこんな風に定義しています。
1)「家から巣立った時に、自分の身の回りのことができる」
2)「必要な時には、他人を頼りながら、自分の問題を解決していくことができる」
です。
1)については、主に衣食住。
洗濯ができて、ご飯を食べられて、掃除ができる。
これですね。
ちなみにご飯を食べる、というのは、
簡単でもいいから、
「ご飯を食べる術」がわかっていて、
実行できるってことです。
だから、
「電子レンジを使える」
「インスタントラーメンが作れる」
「パンをトースターで焼ける」
など、なんでもいい。
これは、日々日々の生活の中で、
意外と子ども達、身につけていきます。
で、そのために必要になるのが。
実は
2)「必要な時には、他人を頼りながら、自分の問題を解決していくことができる」
です。
私は、
「18歳までに子どもが身の回りのことを自分でできたらいいな」
って思いながら、
子育てしてきました。
今、一番上の子が高校生になって思うことは。
一緒に過ごす時間が
割とゆっくり取れるのは、中3までだったりします。
高校生、意外と家にいないんですよね。
遊びに部活に課題に忙しい。
中学生も忙しいんですけど、
それでも高校生に比べたら
家にいる時間はゆっくりしているなー、
というのが、私の肌感です。
でね、そうなると
時間も色々と工夫しなきゃいけない。
これは親も子も。
その時に大事になるのが
「人に自分から助け(手伝い)を求められる力」
と私は、最近になって感じるようになりました。
だけど、
「人に頼る」って力はいきなり養われないじゃないですか。
以前は
「自分のことは自分でやる!」
って育てていたんですけど。
そうすると、子ども達、
「失敗しても怒られる。頼っても断られる。」
「全部自分でどうにかしないといけない。」
って思うようになって、
結局ことが大きくなるまで相談しない。
で、ことが大きくなって
「なんで、早く相談せんかったん。。。」
ってことも、あるんです。
だけど、
「そもそも相談できるような状況やないやん」
っていうのが、子ども達の心理。

「自分のことは自分でやる」
私のような昭和生まれの40代は、
この言葉、聞き馴染みがあると思うんですけど。
この流れはもう、変わってきています。
「個人で頑張る時代」から「チームで力を合わせていく時代」へ。
情報も簡単にキャッチできる時代。
なので、これからの時代を生き抜くには
「人と関わって、人とお互いに応援し合う力」
が、とっても大事。
「仲間を作り、必要に応じて助けを求める力」
「仲間を作り、助けを求められたら、力を貸す力」。
この「人と繋がり、関わりあうコミュニケーション」
これこそが、これからの時代に、
とっても大事になってきます。
じゃぁ、その基盤はどこか?
「家庭」なんです。
だから「家庭」で「必要とするときにヘルプを出せる力」
そして、その環境づくり、って、とっても大事。
なので、家庭でできる
「子どもの自律に向けた働きかけ」
っていうのは
「親も必要な時には、他人を頼りながら、自分の問題を解決していくことができる姿を見せる」
だと思うんです。
「子どもの宿題スイッチがなかなか入らない」
と悩んでいる親御さんが、することは。
まずはこの現状を、
「困っている」
とお子さんに伝えたり、
学校の先生に相談したり、
誰かに相談してみる、も一つアリだと思います。
「宿題=家庭でやるもの」
ってイメージがありますし、そうだと思います。
でも、そのイメージは、状況によっては
変えていってもいいと思うんです。
だって、他にも、年中の子、乳児を抱えているんです。
まずは、お母さんが、「誰かを頼る」
例えば、宿題スイッチが入らなくて
宿題ができなかったら、
「連絡帳に一筆書く」でもいいと思うんです。
「宿題をさせようとしましたが、
なかなかスイッチが入らず、
家でさせることができませんでした。
私も年中や生後4ヶ月の子どもを抱えていて、
子ども3人を見るのがなかなか大変です。
何か、先生からもいいアイディアがあれば、
教えていただきたいですし、
お力をかしていただけないでしょうか?」
というように。
どんなリアクションがあるかは分からないけど、「頼ってみる」。
この姿勢を見せていたら、
子ども達も
「人を頼っていいんだ」
って思えるし。
自分が人を頼れるようになると、
我が子に
「何かあったら相談してね」
って言えるようになるんです。
↑
経験者は語る(笑)
なので、
「困った時に誰かに助けを求める」
これが、「子どもの自律(自立)」というところでは、
大人も一緒にやっていくポイントになると思います。
参考になれば嬉しいです。

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